欲しいものに気がつかないお客を顧客にするには
「高齢者社会」「シニア層向けのマーケティング」など、ビジネスの視点も中高年者層へと向けられています。
市場としては大いに関心があるところですね。
今回は、ビジネスの対象としてのシニア層をどう捉えるか、少し考えてみたいと思います。
情報化社会の現代において、平均寿命80歳という現実は、従来の同世代とは精神的にも肉体的にも格段の差があるかもしれません。
一言で言えば、見かけよりも肉体的、精神的な若さがあるといえます。見かけも若いシニア層は多いですね。
平均寿命が延びたたけではなく、高齢者としての自覚が薄いシニア層が増えています。実年齢より精神的にも若いと思っているシニア層が増えているのです。また、自分はまだ年寄りと思いたくない、まだ若いと信じたいシニア層が大半なのです。
それでも加齢に伴う身体の衰えは、少しずつ確実に進んでいるのです。
気持ちの上では「まだ若い」が、「身体の衰えは感じる」という微妙なところがあるようです。このギャップをどのように埋めていくか、企画のポイントでもあるのです。
気が若いお年よりはごく一部、ファッションなんて興味もない、地味で目立たないもののほうが一般的だ、そういう視点で商品を企画することは簡単です。
既存の店舗でのシルバーコーナーなどでは、そうした地味な商品が大半を占めていますよね。
しかし、売り方を通販に学ぶやり方で考えた場合、新しい顧客開拓になるのです。
一つ言えることは、ひとは年をとってもそのひと個人のセンスや好みは変わらないものではないだろうか、ということです。
アメリカのシニア向け通販会社の場合、シニア層向けの商品でもあえて「年寄りっぽい」デザインやコピーは避けています。福祉用具や医療機器、機能性商品などからもアイデアを取り込んで、独自のデザインや色使いで商品化しています。
視力が落ちる、握力がなくなる、聴力が落ちる、足腰が弱る、加齢に伴う様々な老いは感じる。だからこそ精神的には年寄りだとは思われたくない、思いたくないというのです。
シニア層にとっては、加齢による身体の衰えをカバーしてくれるだけでなく、センスのある商品を探しているのです。
そうした潜在需要を掘り起こすマーケティングとして通販が最適なのです。
顧客に合わせたニーズの掘り起しが重要なのです。
売り方ではなく、顧客創造の発想術として通販の手法を取り入れてみてもいいでしょう。
2007年05月24日
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